ミステリーレコード

Coexistence of Science and Mystery

中国が脳を制御する兵器を開発か? ~ハバナ症候群と関係性はあるのか~

ハバナ症候群とは、2016年にキューバの首都ハバナにあるアメリカ合衆国大使館およびカナダ大使館の職員の方の中で発生してから、世界中のアメリカ外交官が報告した一連の頭痛等の症状の通称。音響兵器による意図的な攻撃や、あるいはコオロギの鳴き声と集団心理の影響とも推測されたものの真相は不明であったが、アメリカ合衆国国家情報長官室は2023年3月1日、同国の情報機関の大半が、外国の敵対勢力による攻撃の可能性は低いと結論付けたと発表。Wikipediaより

 

ウィキペディアにはこのように書いてありましたが、2022年2月のBBCニュースの記事では、米専門家委の報告でハバナ症候群の原因として電磁波が原因か?というものがありました。

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記事によると、多くの米外交官が見舞われているハバナ症候群の一部の症例について、電磁波によって説得力のある説明がつくと発表した。専門家委員会は今回の、一連の症状は「本物で否定しがたい」ものだとした上で、外部要因によって引き起こされた可能性があると指摘した。一方で、誰が背後にいると考えられるかには踏み込んでいない。

今回の専門家委員会の調査では、ある特定の症状を訴えているグループ(人数は公表されていない)に注目し、1000件以上の極秘文書や証言を精査した。

その結果、このグループの症例は環境や健康状態からは説明できず、何らかの外的要因や機器が原因の可能性があることが分かった。情報当局の調査関係者からは「多くのことが判明した」という声も出ている。

委員会は、ハバナ症候群に特有の4つの「中核的特徴」を特定。その中には、特定の方向、あるいは場所から何かがやって来るような感覚や、圧力を感じたというものもある。

また、症状の原因として信号音、化学的・生物的薬剤、電離放射線、自然的・環境的要因、電波や電磁波の5項目を仮定し、報告された症状を引き起こすような隠された機器がないかを調べた。

報告書によると、精神的・社会的な要因だけでは症状を説明できないが、それらが被害者の抱える問題を悪化させている可能性はあるという。さらに、環境要因や健康状態からも症状を説明できないと指摘した。

また、「この独特の神経・知覚的な症状のいつくかの側面からは、これが機能性神経障害によるものである可能性はみられない」と述べ、「外部からの刺激」が要因であると分析している。

その上で、中核的特徴について、無線周波数帯の電磁波で「説得力のある説明」ができると指摘。ただし、情報には欠落した部分が残っていると認めている。  bbc newsより

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WikipediaでもBBCニュースでもはっきりと原因はわからないこの現象は人によって起こされたものなのか?なにか自然現象によってなのか?ただ、自然現象によって起きているものなら、アメリカ大使館を限定として起きている事が不思議に思えます。

 

このハバナ症候群に関しては様々な陰謀論なんかも多くあり、複雑に枝分かれされ、真実からは離れて行ってしまってる気もします、そもそもアメリカ政府が今、分かっている事を全て公表するとも思いませんが。

 

そんな中、最近中国が脳を制御できるニューロストライク兵器を開発したのではないか?というニュース記事がありました。

 

このニュースは米国研究者によって12ページの報告書によって確認された。

中国共産党のニューロストライク計画の列挙、標的化、そして崩壊」と題された報告書は、中国が標的の認知能力を無効にするだけでなく、脳を制御できる新型のニューロストライク兵器を開発したことを示している。これらの兵器は人間に神経学的問題を引き起こし、意識を低下させ、戦闘中の兵士の脳を改ざんする可能性があります。認知戦争の著名な専門家マクレイトによって定義されたニューロストライクとは、認識を損ない、状況認識を低下させるために、独特の非運動技術を使用して兵士と民間人の脳を操作的に標的にすることを指します。

詳しくはこちら。

timesofindia.indiatimes.com

 

報告書は、中国による神経科学の兵器化が古典的なマイクロ波兵器の範囲や理解をはるかに超えていると指摘している。現在では、大規模に分散されたヒューマン・コンピュータ・インターフェースを使用して人口全体を制御することや、認知的損傷を引き起こすように設計されたさまざまな兵器を使用することが含まれています。中国に対する抵抗の根源は、これらの兵器を通じて、強い恐怖やその他の形態の認知的支離滅裂を植え付けて行動を起こさないことによって排除することができる。

軍事医学アカデミーには人民解放軍疾病管理予防センターと呼ばれる部門があり、そこでそのような兵器が製造されている。この研究所は、中共ニューロストライク研究における主導的役割が重要な正当化として、2021年12月に米国の輸出規制ブラックリストに掲載された。

 

このような兵器が実際にあり、使用されたのかはわからないけど、これの実験としてハバナ症候群を引き起こしたのかもと、このニュースを見て感じたんだけど、どうなんでしょうかね??

 

もう一つの記事で関係ありそうなものを見つけました。

AIの次は脳波技術か、中国の特許出願件数が急増 (Forbes Japan)

forbesjapan.com

世界最大級の無形資産可視化データベースを構築するアスタミューゼが世界の脳波技術の動向を調査分析したところ、2011年ごろから中国の特許出願件数が急増し、2022年には1800件を超えた。2位のアメリカでも500件程度。日本はドイツと3位を争っているが、どちらも150件をわずかに超えるほどしかない。

脳波をコントロールして気分を鎮めたり睡眠の質を高めるガジェットはすでに一般化されている。脳波で機器を操作する技術も古くから研究されているが、デジタル情報を脳波に変換して直接脳に送ることで視覚障害者も物が見えるようになるなど最新の研究も進んでいる。

しかし、いいことがたくさんありそうななかで、顧客の脳波を解析して好みの商品を提示する「ニューロマーケティング」なんて言葉を聞くと、ちょっと背筋が寒くなったりもする。そんな脳波技術の研究開発に現在各国がしのぎを削っているが、脳波技術関連の特許出願件数は、10年ほど前から中国が突出して増えている。

今後、どのように脳波技術が発展していくのか楽しみだが、キナ臭い方向に進まないことを祈りたいとForbes Japanは伝えています。

 

人間は様々な技術の開発に成功してきているが、やっぱりその技術は戦争兵器として使われ、そのお古が一般の日常へと降りてきている事も事実としてあります。そして脳波、思考をコントロールしようとする実験というのは昔から行われてきた事も事実としてあります。

昔から洗脳する事で思考のコントロール、教育やメディアによるものなど、現代では、SNSYouTube、などによって人々の思考のコントロールは当たり前に使われています、ただ今回の兵器は直接何かしらのエネルギーを当てて思考のコントロールができるものだとすれば、今までとはレベルが違うというか、全くの別物の脅威なのかも知れません。

そして、中国がこの分野でトップに立っているって事にかなり恐怖を感じますが、どう感じますか??